こんにちは、本田知香です。
防衛装備庁はプログラムマネージャをエン・ジャパンで副業可として初公募すると発表しました。
エン・ジャパンを通じ、革新的研究プログラムの企画・推進を担うプログラムマネージャを募るとのことです。
国家公務員試験(筆記試験)の受験は不要で、面接を中心とした選考により幅広いバックグラウンドを持つ人材を確保したいとしています。
資料
防衛装備庁がプログラムマネージャを初公募!エン・ジャパンで副業/常勤職員を募集! | エン・ジャパン株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000789.000000725.html
特設ページ:https://www.enjapan.com/project/atla_2403/
要約
- 防衛装備庁がプログラムマネージャを初公募
- 常勤+副業可でを募集
- 国家公務員試験の受験不要
- 幅広い分野から専門人材を募集
- 業務は革新的研究プログラムの企画・推進を担うプログラムマネージャ
- 2024年度には、「防衛イノベーション技術研究所(仮称)」を創設予定
- 研究テーマの企画・研究推進を担い、従来の技術領域にとらわれずに活動
- 面接等による選考を通じて、幅広いバックグラウンドを持つ人材に門を開く
- 国の安全保障に関わる重要なミッションに挑む志ある方の応募を期待
こんなことを考えました
公官庁でのプログラムマネージャーのポジションは、生え抜きでは難しいポジションなのではないかと感じました。
私の主観ですが、いわゆる役人の方々は非常に優秀なのですが、教科書的な物に限られると思っているからです。
またプログラマの場合は柔軟な思考力が求められると感じます。
どうやったらそんなことを思いつくのだろう、と感心するような発想ができる自由な思考力が物を言うからです。
今回の公募は、外部から新しいスキルを導入しようとする素晴らしい試みだと思いました。
庁内で苦手とする領域に関わる人材を外部から採用し、新しいスキルを手に入れられるからです。
さらに、副業可の採用とのことで、これは異例中の異例なのではないかと感じています。
そのような条件を整えてくれたがゆえに、スキルが際立っている人材が入りやすい環境になるのではないかと考えました。
今回の公募は副業だけではないですが、とがったスキルのある人が入りやすい環境が公官庁でも整えられつつあることを嬉しく感じました。