副業への関心が高まる、学生たちの働き方意識

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こんにちは、仲池美咲です。

マイナビが発表した「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(6月)」によると、2025年3月卒業予定の学生のうち、66.0%が就職後の副業を検討していることがわかりました。
これは前年から10.9ポイント増加しており、学生たちの働き方に対する意識が大きく変化していることが伺えます。

調査では、副業を検討する理由として、「貯金や自由に使えるお金を確保するため(61.6%)」や「生活費や学費(奨学金等)など生計維持のため(38.8%)」といった金銭的な理由が上位に挙がりました。
しかし、「新たな知識や経験を得るため(33.6%)」や「自分自身の知識や能力を試してみたい(23.9%)」といったスキルアップのための理由も目立ち、学生たちの主体的なキャリア形成への意欲の高まりもうかがえます。

プレスリリース

「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査 (6月)」を発表 | 株式会社マイナビのプレスリリース

「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査 (6月)」を発表
株式会社マイナビのプレスリリース(2024年7月8日 11時00分)「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査 (6月)」を発表

学生の就職後の副業への関心

株式会社マイナビが2024年7月8日に発表した「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(6月)」によると、2025年卒業予定の全国の大学生と大学院生のうち、66.0%が就職後の副業を検討していることが明らかになりました。

今回の調査結果から、副業に対する学生たちの関心が非常に高いことがうかがえます。

とくに「貯金や自由に使えるお金を確保するため」(61.6%)や「生活費や学費(奨学金等)など生計維持のため」(38.8%)といった金銭的な理由が主な動機として挙げられています。
また、「新たな知識や経験を得るため」(33.6%)や「自分自身の知識や能力を試してみたい」(23.9%)といった、スキルアップや自己成長を求める声も少なくありません。

副業を考える背景

学生たちが副業を考える背景には、就職後の給与イメージが関係しています。

「最低限の生活はできそう」と感じる学生が49.4%と最多であり、「満足する生活ができそう」と答えた学生は36.7%に留まっています。
この結果から、多くの学生が給与だけでは理想的な生活を送ることが難しいと感じており、副業による収入の補完が必要だと考えていることがわかります。

配属に関する希望

調査によると、配属に関しては「勤務地・職種ともに自分で選びたい」と答えた学生が55.6%で最多でした。

とくに勤務地の選択を重視する傾向が強く、職種よりも勤務地を優先したいという学生が多いことがわかりました。

調査概要

  • 調査期間:2024年6月25日(火)~6月30日(日)
  • 調査方法:マイナビ2025の会員に対するWEBアンケート
  • 調査対象:2025年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
  • 調査機関:自社調べ
  • 有効回答数:3,808名

多様な働き方に対応する企業が求められる

今回の調査結果から、大学生たちが副業を積極的に考えている背景には、金銭的な理由とスキルアップの両面があることが見えてきました。

企業としては、このような学生たちのニーズを理解し、適切なキャリアサポートや柔軟な働き方の提供が求められると感じました。

副業を検討している学生の割合が高まる中で、企業側も学生の希望に応じた働き方の多様性を認識し、社内だけでなく社外活動も見据えたキャリア形成も視野に入れていくことが重要になるかと読み取れました。

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