こんにちは、仲池美咲です。
マッチングプラットフォーム「複業クラウド」の運用元より、案件を獲得した個人に対し「複業キャリア証明書」の発行を開始すると発表されました。
「複業キャリア証明書」は副業の勤務先名や所属期間、業務内容などが掲載され、必要に応じて公開したり非公開にしたりと利用できるとのことでした。
副業をしているユーザーは第三者視点での自分の業務をアピールでき、より高単価な案件などに繋げられるとしています。
資料
複業実績に“お墨付き”!「複業キャリア証明書」付与で業務委託人材の信頼性向上へ、次の案件獲得もスムーズに | 株式会社Another worksのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000375.000047859.html
要約
- 「複業キャリア証明書」概要
- 複業クラウドに連携し、プロフィール画面の「経歴」欄に表示
- 記載内容:
- 複業先企業・自治体名
- 所属期間
- 複業先での業務内容(概要と詳細)
- 役割とチーム規模
- プライバシー保護のため、情報の公開・非公開設定が可能で、
- 必要な時のみ情報を共有可能
- 複業キャリア証明書発行の背景
- 複業では過去の経験やスキルが重視される
- プロフィール記入やスキルタグ機能では認識のギャップが生じ採用ミスマッチが発生
- 「複業キャリア証明書」の効果
- 証明書はVCに準拠し、個人が一元管理可能
- 登録タレントは信頼性の高い職歴情報を掲載できる
- 採用側にアピールし新たな複業案件を獲得しやすく
- 採用側は第三者の評価を参照し、安心して複業人材を採用可能
- 今後の展望
- 「挑戦する全ての人の機会を最大化する」ビジョンに向け、複業を通じた挑戦の機会を提供。
- 企業案件実績のある登録タレントにもサービスを拡充
- 将来的には採用側からの感謝のコメントも複業クラウド上で閲覧可能に
こんなことを考えました
副業でも就職採用でも、本質的には採用側の能力でアンマッチが起きていると考えています。
なおかつ、専門的な仕事であればあるほど、定型的な職務経歴書だけでは判断しきれない場合があります。
そこで、過去にやった仕事を証明してくれるツールがあると、働く人にとっては大きな利便性があると思いました。
これにより、提出された情報が本当であるかどうか客観的に判断できるようになるからです。
さらに、必要に応じて情報を公開したり非公開にしたりできる点もありがたいです。
しかし、業務内容について守秘義務の関係で企業名や具体的な内容を書けない場合、証明書にどのように書かれるのかが気になるところです。
悪くは書かれないでしょうが、ブランクになってしまうと悲しいなと思いました。
高い能力を持つ人が、より良い条件にアプローチするための道具として、このような取り組みは非常に助かると感じました。