こんにちは!
本田知香です。
今回は、副業マッチングサービスが実施した「初めての副業に関する調査」結果をもとに、副業目的の変化と転職との関係性について解説いたします。
この調査では、副業目的が年収や経験によって変化していることが明らかになりました。
たとえば、副業を始めたばかりの頃は「収入アップ」が目的でも、経験を積むにつれて「スキルアップ」や「キャリア開発」といった目的へとシフトしていく傾向が見られます。
さらに、年収別に見ると、高収入層では「転職先の情報収集検討」や「起業準備」といった目的も上位に挙がっていることがわかりました。
つまり、副業は単なる収入源ではなく、自身のキャリアをさらに発展させるための貴重な機会になり得ます。
本記事では、調査結果を詳しく分析し、副業が転職にどのように役立つのか、具体的な事例も交えながら解説いたします。
副業に興味がある方は、ぜひ今回の調査結果を参考にして、自身のキャリアプランを見据えながら、副業を始めてみてはいかがでしょうか?
プレスリリース
副業目的は収入だけじゃない?
副業マッチングサービス「lotsful」が実施した「初めての副業に関する調査」によると、副業目的は年収や経験によって変化していることが明らかになりました。
今回は、この調査結果から見えてきた副業目的の変化と転職との関係性について考えていきましょう。
副業目的は「収入」から「キャリア開発」へ
調査結果によると、副業を始めたきっかけとして、もっとも多かったのは「自由に使えるお金を増やしたい」(57.0%)でした。
しかし、2回目の副業では「自由に使えるお金を増やしたい」が減少し、「人脈づくり」や「現職でできないやりたいことをやる」など収入以外の目的が増加していることがわかりました。
これは、副業を実際に経験することで、収入アップだけでなく、スキルアップやキャリア開発などの新たな価値を見出す人が増えていることを示唆しています。
年収別に見た副業目的の変化
さらに興味深いのは、年収別に見ると、副業目的が大きく変化していることです。
- 400万円未満: 「自由に使えるお金を増やしたい」
- 400万円以上~600万円未満: 「自分の力を試したい」
- 600万円以上~800万円未満: 「気分転換」「起業準備」
- 800万円以上~1,000万円未満: 「転職先の情報収集検討」
- 1,000万円以上~1,500万円未満: 「所属企業が副業を推奨・容認した」
年収が上がるにつれて、副業目的が「収入」から「キャリア開発」や「転職」へとシフトしていることがわかります。
高収入層では、すでに安定した収入を得ているため、お金を増やすよりも、新たなスキル習得や経験を通して、キャリアをさらに発展させたいというニーズが高いと考えられます。
副業は転職への架け橋?
調査結果では、約4割の人が副業がきっかけで転職をしたことがあると回答しました。
副業を通して得たスキルや経験は、転職活動において大きな武器になります。
とくに、高収入層では、副業経験を活かして、より良い条件の転職を実現できたケースが多いと考えられます。
まとめ:副業がもたらす可能性
副業は、収入アップだけでなく、新たなスキル習得や人脈形成、そして転職への架け橋としても大きな可能性を秘めていることを今回の調査結果から読み取ることができました。
年収別に副業目的が変化しているように、自身のキャリアプランに合わせて副業に取り組むことで、より充実した働き方を実現できるのではないでしょうか?
副業を始めることで、未来の選択肢が広がるかもしれません。
ぜひ今回の調査結果を参考に、あなた自身のキャリアプランを見据え、副業を始めてみてはいかがでしょうか。