副業としての取引で起きるリスクを回避！「フリーランス新法」施行前の9/12に詳解セミナー開催

みなさんこんにちは。
本田知香です。

今回は、2024年11月1日に施行される「フリーランス新法」について解説していきます。

この法律は、フリーランスに業務を委託する企業にとって、これまで以上に法令遵守が求められるようになります。
報酬の支払いや契約に関するトラブルを避けるためにも、企業はフリーランス新法の理解を深め、適切な対応をする必要があります。

本記事では、フリーランス新法のポイントや、企業が取るべき対策について詳しく解説していきます。
特に、報酬の支払いに関するルールや、ハラスメント防止対策など、現場担当者はもちろん、副業として関わる側としてもが知っておくべき重要なポイントをわかりやすく説明します。

ぜひ最後まで読んで、今後の業務に役立ててください。

プレスリリース

2024年11月1日に「フリーランス新法」（正式名称：特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律）が施行されます。

この法律は、フリーランスに業務を委託する発注事業者に対し、「取引の適正化」と「就業環境の整備」を義務付けるものです。

近年、企業の人手不足対策や働き方の多様化に伴い、フリーランスへの業務委託の機会が増加していますが、同時に報酬の不払いやハラスメントなどの課題も顕在化しています。

フリーランス新法では、発注事業者に以下のような義務が課せられます。

これらの義務を遵守しない場合、行政機関による勧告・命令・公表などが行われ、社会的信頼の低下などのリスクが生じる可能性があります。

フリーランスから選ばれ信頼される企業になるためには、現場担当者全員が法の趣旨を理解し、業務に生かすことが重要です。

LEC東京リーガルマインドとサイコム・ブレインズは、9月12日（木）に無料セミナー「フリーランス新法施行で企業担当者が知っておくべきポイント」を開催します。

本セミナーでは、競争法・労働法それぞれの専門家が、フリーランス新法について分かりやすく解説します。

LECとサイコム・ブレインズは、2022年10月よりコンプライアンス・リスク管理に関する動画コンテンツの共同開発において業務提携を開始しました。この提携を通じて、多くの法人や個人に向けてコンプライアンス関連の教育機会を提供することを目指しています。

今後、コンテンツ開発にとどまらず、変革の時代に求められるリーガルマインド（法的思考）について、各種講座やセミナーを通じて情報発信を進めることで、コンプライアンス・リスク管理領域における法的知識と実践的スキルを高めるための普及啓発活動にも取り組んでまいります。

また、セミナー開催後には、企業内の社員研修や人材育成にお役立ていただくため、同テーマでの動画Eラーニングコンテンツを順次制作し、販売する予定です。

本セミナーは、フリーランスとの良好な取引関係を構築し、信頼を獲得するための第一歩として、ぜひご参加ください。

今回の記事では、2024年11月1日に施行される「フリーランス新法」について解説しました。

この法律は、企業がフリーランスと適切な取引を行うためのルールを定めたもので、報酬の支払い、契約内容の明示、ハラスメント防止など、様々な点で企業に新たな義務が課せられます。

フリーランスとの取引においては、報酬の不払い、契約内容の不明確さ、ハラスメントなど、様々な問題が発生する可能性があります。

フリーランス新法は、このような問題を防ぎ、フリーランスと企業双方にとってより良い取引環境を作るための法律です。

企業がフリーランス新法を理解し、適切な対応をすることは当然として、何が守られているのかフリーランスとしても知っておくべきことがいくつもありました。

今回の記事が、企業とフリーランスの取引に関する理解を深める一助となれば幸いです。