こんにちは、仲池美咲です。
学情が発表したアンケート調査によると、20代のビジネスパーソンの約7割が「副業を希望している」とのことです。
この調査は、20代の仕事観や働く意識を探るために実施され、副業に関する興味深い結果が明らかになりました。
プレスリリース
副業希望の背景
20代の仕事観や働く意識の調査によると、副業希望者が約7割に達することがわかりました。
これは、勤務先で副業が認められた場合に限った数字ですが、副業に対する関心の高さが伺えます。
勤務先で副業が認められていた場合、「副業をしたい」と回答した20代は35.6%、さらに「どちらかと言えば副業をしたい」と回答した30.6%を合わせると、全体の約7割に上ります。
多くの若者が「本業のほかにもう1つ収入源があると安心できる」「自分でお金を稼ぐ力を身につけたい」「本業以外でもスキルアップの機会を得たい」「新しい仕事に挑戦し、自分の可能性を探りたい」といった理由から副業に前向きな姿勢を示しています。
一方で、「本業でしっかりと稼げる状態が理想」「プライベートの時間を削ってまで副業をしたいとは思わない」「今は本業に専念したい」との意見もあり、副業に対する考え方には個人差があることが伺えます。
副業可の企業に対する志望度
転職活動においても、「副業可」の企業に対する関心は高いようです。約6割の20代が「副業可」の企業を志望度が上がると回答しており、「将来、副業をしたいと考えている」「重要事項ではないものの、選択肢があると嬉しい」「副業可の会社は自由な社風という印象を受ける」といった声が寄せられました。
調査の背景
この調査結果は、終身雇用が当たり前でなくなりつつある現代において、20代のビジネスパーソンが「ポータブルスキルの獲得」や「手に職をつけること」に対する関心が高まっていることを示しています。
また、リモートワークの普及により「自由に使える時間」が増え、副業や兼業への関心がさらに高まっていると言えます。
調査概要
- 調査期間:2024年6月17日~2024年6月30日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
- 有効回答数:405件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
副業が当たり前になる未来
今回の調査結果は、20代の若者が副業に対して積極的な姿勢を示していることを浮き彫りにしています。
副業を通じて自分のスキルを磨き、将来のキャリアを切り開くための一助として、副業の可能性を模索する姿勢がうかがえます。
20代の働き方は、副業希望者の増加や副業解禁企業への転職希望の高まりなど、大きな変化を迎えています。
今後も副業に関する制度や環境の整備が進んでいくことが予想され、ますます副業が身近なものになっていくと感じました。