こんにちは、仲池美咲です。
今回は、スポットワーク的に車で送迎して収入になるというライドシェアを、副業の選択肢としてどう考えるべきかまとめました。
そもそも、ライドシェアは、乗客とドライバーをアプリなどでマッチングさせて、車で乗客を目的地まで送り届け収入を得る仕組みです。
今回解禁になったライドシェアは“日本版ライドシェア”と言われ、誰でもすぐに仕事ができるわけではなく、あらかじめタクシー会社などとパートタイマーとしての雇用契約を結ぶ必要があります。
そのうえで時間を申告したうえで、送迎を行うというものです。
ここで副業として見たときに考えなければならないのは、雇用契約を結ぶ点と時間の制限になります。
そもそも、本業が副業を許可していない場合、ライドシェア副業は難しいと考えます。
また、明言されてなく会社に発覚しないようにと検討する場合も、タクシー会社との雇用契約を結ぶために住民税などから知られてしまう可能性もあります。
また、時間についてもこちらの都合の良い時に散発的にやるというわけにもいかないので、あらかじめの検討が必要になります。
しかし、副業が許可されている場合や自由な働き方ができる環境にある方にとっては、ライドシェア副業は魅力的な選択肢になると思います。
運送業界の人手不足問題が大きく業界にのしかかる以上、そこにドライバーとして参加できるのは有利な状況になります。
具体的には、いくつかの会社を掛け持ちし、条件の良いところで稼ぐという選択肢が作りやすい環境です。
始める前の検討ポイントについてまとめましたので、ぜひとも読んでいただければと思います。
そもそもライドシェアとは?
- ライドシェアの定義
- 自動車の相乗りサービス。
- ライドシェアの特徴
- ドライバーと乗客をアプリで結びつけ、共に移動する。
- 一般の人が利用するだけでなく、物流業界でも期待されている。
- カーシェアリングとの違い
- カーシェアリングは自動車を借りるサービスで、利用後に返却する。
- ライドシェアは移動を共有するサービスで、ドライバーと乗客が同じ目的地や経路に向かう。
そもそもライドシェアとは?
ライドシェアとは、自動車の相乗りサービスです。
アプリを通じてドライバーと乗客を結びつけ、共に移動することが特徴です。
一般の人が利用するという用途だけでなく、物流業界でも運転手不足の解決策として期待されているサービスです。
ライドシェアの特徴
ライドシェアの概要としては、アプリを利用して乗車希望の場所や時間、目的地を入力し、同じ目的地に向かうドライバーとマッチングします。
利用者はそのドライバーの車に相乗りし、目的地まで移動します。
タクシーが客が乗ったところで行き先の指定を受けて送っていくというサービスで、ライドシェアでは車の移動でついでに運ぶというニュアンスでのサービスになります。
この概念をもとに、日本版ライドシェアではタクシー会社のパートタイマーとしてライドシェアドライバーが位置づけられ、タクシーの運転手が足りてないところを補うという側面を持っています。
カーシェアリングとの違い
車関係のサービスでカーシェアリングがあります。
ですが、カーシェアリングは、自動車を借りるサービスであり、利用後には同じ場所に返却する形態が一般的です。
一方、ライドシェアは移動を共有するサービスであり、ドライバーと乗客が同じ目的地や経路に向かいます。
副業としてのライドシェアドライバー
ライドシェアを副業として考える際には、以下のポイントに注意が必要です。
ライドシェアの場合の労働関係
ライドシェアのドライバーは、タクシー会社との雇用契約に基づいて働きます。
この雇用契約によって、ドライバーと会社の労働関係が規定されます。
本業の会社の方針に注意
本業をしている会社によっては雇用契約を伴う副業を禁止している場合があります。
そのため、副業としてのライドシェアを考える際には、まず本業の会社の方針を確認することが重要です。
ここでこっそりとやろうとするには、リスクのほうが大きいような気がします。
まずは、労働関係や会社の方針を確認し、本業に差し障りが出ないかの確認が必要になります。
改めて副業先が雇用になるときの注意点
副業を始める際には、その形態によって異なる注意点があります。
以下に、主な副業のタイプとそれぞれの特徴について並べてみました。
副業の一般的なタイプ
- 副業は大きく分けて、業務委託、雇用される、事業主になるなどのタイプがあります
- 業務委託では、他の会社と業務委託契約を結んで仕事を請け負う形態が一般的です
- 雇用される場合は、副業先の会社に雇用されて働くことになります
- 事業主になる場合は、自らが事業を立ち上げ、副業として運営します
雇用されるタイプの副業が難しい理由
- 複数の会社で働く場合、各会社の労働時間の調整と管理が必要になります。
- 労働時間の重複や過労を防ぐのとともに、ご自身の体のコンデションを整える配慮も必要です
- 労働基準法に規定があり、過労防止や安全衛生のために会社が労働時間を管理する必要があります
- 複数の会社で働く場合は自分自身だけでなく、雇用先ででも労働時間の管理が必要となり複雑化します
業務委託や事業主としての副業の特徴
- 業務委託や事業主としての副業では、雇用契約がありません
- 雇用契約がないと、労働基準法に対しての管理が少なくなります
- また、解禁されている会社が比較的多いため、副業として選択しやすい傾向があります
就業規則に関する確認
まずは、本業の会社の就業規則を確認が重要です。
就業規則は、副業に関する明確な規定が書かれている会社もあります。
もし、就業規則に副業に関する特別な規定がある場合は、それに従うことが重要です。
就業規定を把握することは、副業としても、本業の会社員としてもご自身を守ることに繋がりますので、まずは目を通してみましょう。
フルタイムの本業がある方、そもそも副業NGの方には難しいかも
フルタイムの会社員として考えてみると、ライドシェアのドライバーは確認事項と超えなければならないポイントが大きく2つあると思います。
一つは、先に述べた就業規則で認められているかどうかの確認。
それにあわせ、ライドシェアのドライバーとして働くにしても、タクシー会社の契約に基づき、時間などの成約がそこそこ発生するのが考えられます。
ライドシェアのドライバーに魅力はない?
副業として従事できる環境にある方にとっては、労働環境としてというよりは、労働力としての有利な立場に立てるのではないかと考えました。
運送業界は人手不足が危機的な状況にあると言われています。
そのなかで、運転手として手を挙げるというのは、他の仕事で不利な境遇にある方でも有利な条件を導ける大きな道筋になるかと考えました。
もっと具体的に考えても、複数のライドシェアをやっている会社に登録し、自分の環境に合わせて良い条件の案件で働くなど、選ぶ立場にまわれるのは大きな魅力になると思います。
確認したり調整したりとしう壁が高いものの、できる環境であれば、選択肢として手元にあると心強い仕事と見ています。
ご検討されている方は、ぜひとも積極的にお考えください。